あなたは普段、医療書を読んで勉強する習慣はあるでしょうか。

何か面白い医療書ないかな…

少しレベルの高い医療書にも挑戦してみたい!
そのように感じている薬剤師の方に、今回オススメしたい1冊が『平田の薬剤師塾 腎と薬に関する質問に真摯にお答えします』です。

本書は、腎機能や薬に関する疑問を、著者の豊富な知識と経験、文献をもとに解説していく1冊です。

本書を読みながら、
「これをスラスラ理解できるようになりたいな…」
「病院薬剤師ってすごいな…」と何度も感じました。
この記事では、『平田の薬剤師塾 腎と薬に関する質問に真摯にお答えします』を実際に読み込んだ薬局薬剤師の私が、
・本書の特徴
・読んで感じたこと
・本書で学べたこと
・オススメできる人
を整理していきます。

普段から医療書を読んで勉強している薬剤師の方はもちろん、
「少しレベルの高い医療書にも挑戦してみたい」と感じている方にも、
ぜひ手に取ってほしい1冊です。
| 評価項目 | 評価 | ポイント |
|---|---|---|
| 総合評価 | 内容の質は非常に高く、薬剤師としての知識の幅を広げられる1冊です。ただし、読む人を選ぶ医療書であり、万人向けではないと感じたため★3評価としました。 | |
| 実務での活かしやすさ | 【薬局】 【病院】 | 【薬局薬剤師】 索引がなく、患者対応中に素早く調べる用途には向きません。薬局実務で“即戦力”として使うのは難しいと思います。 【病院薬剤師】 医師への処方提案や患者相談時の“理論武装”として活用できそう。文献ベースの解説が多く、提案の説得力を高められる1冊です。 |
| 自己学習への向き | 本書と調べるためのデバイスを横に置き、机に向かってじっくり勉強する必要があります。一方で、通勤時間などの隙間時間だけで理解するのは難しいと感じました。 | |
| 読みやすさ | 専門用語が多く、内容自体の難易度も高いです。文章にもクセがあり、一文一文をかなりゆっくり噛み砕きながら読む必要がありました。 | |
| コスパ | 税込3,850円と医療書としては標準的~やや高価。内容は非常に濃いが、その価値を自分のものにできるかどうかでコスパは大きく変わると思います。 |
【のしんの一言】

知識を活かせるかどうかは、“自分次第”ではなく“環境次第”かもしれません。
もし今の職場に違和感があるなら、一度こちらの記事も読んでみてください。
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『平田の薬剤師塾』とはどのような本なのか
『平田の薬剤師塾 腎と薬に関する質問に真摯にお答えします』は、腎機能や薬に関する薬剤師からの疑問について、著者が文献や豊富な経験をもとに回答・解説していくQ&A形式の医療書です。
実際の臨床現場で感じやすい疑問が数多く取り上げられており、気になった項目から読み進められる点も特徴です。
腎機能や薬について、より深く学びたい薬剤師の方には、かなり刺激のある1冊だと感じました。

まずは、本書の特徴について紹介していきます。
薬剤師からの質問に、著者が回答・解説していくQ&A形式
本書は、薬剤師から寄せられた質問に対して、著者が文献や研究をもとに回答・解説していくQ&A形式の医療書です。
もともと著者は、熊本大学薬学部に赴任した頃から、研究室ホームページ上で「平田の薬剤師塾」という形で薬剤師からの質問に回答していました。
その取り組みは15年以上続けられており、本書には、その長年の積み重ねの中から、腎と薬に関する重要な疑問が厳選されています。
著者自身も、長年質問に答え続けていく中で、「本当に重要な疑問は限られてくる」という感覚を持つようになったそうです。
内容としては、
・この投与量でよいのか
・疑義照会すべきか
・副作用をどう考えるべきか
・患者にどう説明すべきか
など、薬剤師が実際の現場で感じやすい疑問が中心です。

そのため、単なる知識の羅列ではなく、“現場の悩み”に近い感覚で読み進められる点が、本書の大きな特徴だと感じました。
また、Q&A形式ということもあり、最初から順番に読まなくても、気になった項目から読み始めやすい構成になっています。
腎機能を深く学びたい薬剤師に向けた“上級者向け”の1冊
本書の構成としては、
・第1章「腎臓病について」
・第2章「薬物動態について」
・第3章「各科の臨床・薬物療法」
・第4章「腎不全合併症と透析」
の4章構成となっており、腎機能に関する幅広いテーマが扱われています。
具体的な質問内容としては、
・CCrとeGFRの使い分け
・高齢者や肥満患者の腎機能評価
・RAS阻害薬や利尿薬の考え方
・高カリウム血症
・CKD-MBD
・抗菌薬や抗がん剤の投与設計
・透析患者の薬物療法
など、全部で121個の質問と回答・解説から構成されており、実際の現場で迷いやすいテーマが数多く含まれていました。
一方で、

こんなこと、疑問に思ったこともなかった…
と感じるような、かなりニッチな質問も含まれています。
内容の深さに圧倒される一方で、

これは今の自分には必要ないかも
と感じる内容もありました。
本書はQ&A形式で質問ごとに独立しているため、最初から最後まで通読しなくても、気になった項目だけ拾い読みしやすい構成になっています。
ただし、本書は腎機能を一から体系的に学ぶ“教科書型”の本ではありません。
質問はテーマごとに分類されていますが、「eGFRとは何か」「CKDとは何か」といった、基礎から順番に整理していくタイプではなく、実際の臨床現場で生まれる疑問を深掘りしていく構成です。

そのため、腎機能の勉強を始めたいという方より、ある程度勉強した上で、さらに知識を深めたいという薬剤師に向いている印象を受けました。
【難易度は高め】“理解してから読む本”ではなく、“読みながら理解していく本”
本書は、正直かなり読み応えがあります。
専門用語や薬物動態、病態生理、文献ベースの考え方などが次々に登場するため、スラスラ読み進められるタイプの医療書ではありません。
私自身、普段から医療書を読む習慣はありますが、

今の文章、何を説明しているんだ…?
と、何度も立ち止まりながら読み進めました。
もちろん内容自体の専門性も高いのですが、それ以上に、文章そのものがかなり読みにくい印象があります。
1文が長く、専門用語や文献情報が連続して出てくるため、文章をゆっくり噛み砕きながら読まないと理解しづらい場面が多くありました。
そのため、本書は確かに“上級者向け”の医療書だと思います。
ただ一方で、腎機能の勉強を積み重ねれば、いつかスラスラ読めるようになる本という感じでもありませんでした。
もちろん前提知識はあった方がいいのですが、初学者が読めない本ではありません。

個人的には、本書を腎機能の本の2冊目に選ぶ人と、10冊目に選ぶ人で、読み進めるスピードはそこまで変わらない印象があります。
それくらい、文章を整理しながら読む必要がある本だと感じました。
だからこそ私は、ある程度勉強してから挑戦しようと考えるより、調べながら、悪戦苦闘しながら読み込んでしまった方がいい本だと感じました。

本書は、“理解してから読む本”ではなく、“読みながら理解していく本”だと思います。
すべてを理解しようとせず、“気になった部分から学ぶ”という読み方もできる本
本書は、最初から最後まで完璧に理解しながら読み進める必要はないと思います。
実際、内容はかなり専門的で、すべてを理解しようとすると読む手が止まってしまう場面も多くありました。
一方で、本書はQ&A形式で質問ごとに独立しているため、気になった部分だけ拾い読みしやすい構成になっています。
また、薬局薬剤師である私には、これは今の自分には必要ないと感じる、病院薬剤師向けの質問も多くありました。
特に透析関連のパートはその傾向が強く、かなり専門性の高い内容も含まれています。
そのため、病院薬剤師の方も、自分の病棟や業務内容と関係の薄い部分まで、無理に読み込む必要はないと思います。

本書は、“最初から最後まで完璧に理解する本”というより、“気になった疑問を深掘りしながら、知識の幅を広げていく本”という読み方の方が合っていると感じました。
『平田の薬剤師塾』を読んだ感想【よかった点・悪かった点】
ここからは、『平田の薬剤師塾』を実際に読み込んで感じたことを、「よかった点」と「気になった点」に分けて紹介していきます。

内容の深さや知識量に圧倒される一方で、正直、読み進めるのにかなり苦戦した部分もありました。
今回は、その両方を忖度なくお伝えします。
著者の“知識量”と“引き出しの多さ”に圧倒された
本書を読んでまず感じたのは、著者の知識量と引き出しの多さです。
本書には、さまざまな角度からの質問が収録されており、その1つ1つに対して、文献や研究データ、薬物動態、病態生理などを踏まえながら解説されています。
薬局薬剤師・病院薬剤師など、さまざまな立場の薬剤師から寄せられた質問に対応している点からも、著者の知識の幅広さを強く感じました。
「ここまで考えて薬を見ているのか…」と感じる場面が何度もあり、単なる知識量だけではなく、“どう考えるか”まで深く掘り下げている点に圧倒されました。

文章全体から、「この著者は、長年ずっと勉強し続けてきたんだろうな…」という空気感が強く伝わってきました。
薬剤師として“もっと勉強したい”と思わせてくれる本だった
本書を読んで、自分の知識不足や理解の浅さを痛感する場面は何度もありました。
普段の業務では、「なんとなく理解している」状態でも仕事は進みます。
しかし、本書では薬の作用や腎機能への影響について、文献や薬物動態を踏まえて深く掘り下げていくため、「知っているつもり」だった知識を改めて考え直すきっかけになりました。

ARBやSGLT2阻害薬が、なぜ“腎保護”につながるのかを説明できるでしょうか。
普段の業務では、
「血圧を下げる薬です」
「尿に糖を逃がす薬です」
という説明で十分な場面も多いと思います。
しかし本書を読んでいると、
「なぜそれが腎保護につながるのか」
「腎臓の中で何が起きているのか」
まで理解していないと、内容についていけないです。
私自身、“なんとなく理解している”状態で止まっていたことに気づかされ、作用機序や病態生理を根本から勉強し直す必要性を強く感じました。

正直、読み進めるのはかなり大変でした。
ただ、その分、「もっと理解したい」「もっと勉強したい」という気持ちも強くなり、薬剤師としての学習意欲を刺激される1冊だったと感じています。
(気になった点)文章にクセがあり、読み進めるのにかなり苦戦した

以下、本書の本文です。
用量依存的ではないアレルギー性の腎障害に関しては、76歳の女性でロルノキシカム投与によりネフローゼレベルの蛋白尿を伴う微小変化型の腎炎・間質性腎炎を発症したため、中止により改善傾向だったのですが、ロキソプロフェンパッチを投与したところ、アルブミン尿が再燃し腎機能が悪化しました。ただし、ステロイドなどの治療なしで投与中止のみによって回復したという報告が1件ありました。ロキソニンパップ2枚を反復投与したときの活性体AUCは内服の37.6%、Cmaxは約20ng/mLと、ロキソニン錠服用後の活性体trans-OH体のCmax850ng/mLのわずか2.3%しかありませんので、用量依存性の副作用は回避できるはずです。しかし、特にアレルギー性の間質性腎炎、免疫系を介した蛋白尿など用量依存的でない急性腎障害は無視できないようです。
(引用:『平田の薬剤師塾 腎と薬に関する質問に真摯にお答えします』じほう、2023年、p.28)

読みづらいと感じた人は多いのではないでしょうか?
自分なりに上記の文章を要約すると、
「ロキソニンの貼付剤は、飲み薬より血中濃度が低いため、“量が多すぎることで起こる副作用”は起こりにくい。しかし、“アレルギー反応”のように量とは関係なく起こる腎障害は、貼付剤でも注意が必要」
という内容だと思うのですが、かなり読みにくいですよね。

1文が長く、難しい言葉がどんどん出てきます。どの単語が主語なのか、どの言葉がどの言葉を修飾しているのか、正直わかりにくい文章だと感じました。
補足すると、本書のすべてが読みにくい文章というわけではありません。今回は、あえて「読みづらい」と感じた文章を引用しています。
読みやすいQ&Aも多く、全体としては「専門性の高い内容を、かなり本気で深掘りしている本」という印象でした。
(気になった点)索引がなく、調べる本としては使えない
本書には索引がありません。

現場で腎機能に関する疑問に出会ったときには、目次を開き、このあたりが参考になりそうだなと近いテーマを探すという使い方になると思います。
そもそも著者自身も、薬局業務中にサッと開いて調べる“辞書的な使い方”は、あまり想定していないと思います。
本書は、現場で即座に答えを探すというより、机に向かってじっくり読み込みながら学ぶ“自己学習用”の医療書です。
一方で、病院薬剤師が医師へ処方提案や情報提供を行う際に、本書を根拠として活用できると思います。

医師に意見を伝える場合では理論武装は欠かせません。本書は薬剤師にとって強い武器になってくれると感じました。
私が『平田の薬剤師塾』で学んだこと
本書は内容が「広く、深い」ため、誰が読んでも「これは知らなかった」「学びになった」と感じる発見があると思います。

ここからは、本書を読んで個人的に印象に残った内容を紹介していきます。
透析で無尿の患者にNSAIDsは投与できるけど、胃障害は健常人よりリスクが高い

私はもともと、「透析で無尿の患者にはNSAIDsを投与できる」という知識は持っていました。
NSAIDsは腎機能低下患者では減量が必要な薬ですが、無尿の透析患者では“これ以上腎機能が悪化することがない”ため、投与可能となります。
透析患者と関わる機会が少ない薬剤師の方の中には、この事実自体を知らなかったという方もいるかもしれません。
ただ、私自身はその事実を知っていた分、「無尿患者ならNSAIDsは投与できる」という理解で止まっていました。
しかし本書では、「投与はできるが、リスクは高い」という点まで踏み込んで解説されていました。
特に、尿毒症症状による食欲低下や嘔気がある患者では、胃潰瘍などのリスクがさらに高まる可能性があるそうです。
本書を通して、「無尿でもNSAIDsは投与できる。ただし、胃障害などのリスクは高い」という考え方にアップデートできたのは、大きな学びでした。
患者の脱水を調べるには爪を押す
高齢者は脱水になりやすい一方で、薬局窓口では採血結果が分からないことも多く、脱水状態を評価するのは簡単ではありません。
そんな中、本書では「爪を押す」というシンプルな方法が紹介されていました。
これは、爪を押して白くしたあと、色が戻るまでの時間を見る「爪毛細血管再充満時間」という評価方法です。
色が戻るまでに2秒以上かかる場合、脱水の疑いがあるとされています。

薬局でも活かせる、“現場感のある知識”でした。
腎機能低下にDOACを使うならエリキュース

私はもともと、「DOACは腎機能低下患者では注意が必要」という知識までは持っていました。
しかし本書を通して、DOACの中でも“腎機能低下時のリスクに差がある”ことを知ることができました。
本書では、4種類のDOACの中で、尿中未変化体排泄率が最も低いのはエリキュースであることが紹介されていました。
もちろん、エリキュースも腎機能低下患者では注意が必要な薬です。

ただ、「よりリスクの低い選択肢があるなら、そちらを選択すべき」という文章が印象に残りました。
マキサカルシトール軟膏は外用薬だけど、高カルシウム血症に注意が必要
マキサカルシトールは、活性型ビタミンD3誘導体です。
皮膚のビタミンD受容体に作用し、表皮細胞の増殖を抑えたり、角化の異常を整えたりすることで、乾癬などに使われます。
外用薬なので、内服薬に比べると全身への影響は少ない印象を持ちやすいです。
しかし、マキサカルシトール軟膏は吸収率が高く、全身作用を引き起こしやすい薬とされています。
特に、塗布する範囲が広い場合や、皮膚の状態が悪くバリア機能が低下している場合には、薬が吸収されやすくなります。
その結果、血中濃度が上がり、高カルシウム血症につながることがあります。実際、添付文書でも高カルシウム血症や急性腎障害への注意が記載されています。

私自身、外用薬で全身性の副作用が問題になることを、あまり意識したことがありませんでした。

しかし本書を通して、外用薬であっても、薬の作用機序や塗布範囲によっては全身への影響を考える必要があると学びました。
『平田の薬剤師塾』をオススメできる人
『平田の薬剤師塾』は、万人向けの“読みやすい入門書”というより、じっくり読み込みながら知識を深めていくタイプの医療書です。
そのため、特に以下のような薬剤師の方には、かなり刺激のある1冊になると思います。
病院薬剤師

本書に掲載されている質問の多くは、病院薬剤師からの質問でした。
そのため、透析や抗菌薬の投与設計など、病院業務と結びつきやすい内容が多く含まれていました。
本書では文献や研究データを踏まえて深く解説されているため、医師へ処方提案や情報提供を行う際の“根拠”としても活用しやすいと思います。

病院薬剤師が“理論武装”するための1冊として、とても心強い本だと感じました。
腎機能関連の医療書を読んだことがある人
本書は、腎機能を一から体系的に学ぶ“入門書”ではありません。
そのため、まったく知識がない状態で最初の1冊として読むと、かなり苦戦すると思います。
一方で、腎機能関連の医療書を1冊でも読んだことがある方なら、本書にチャレンジする価値は十分あると感じました。
もちろん、簡単に読み進められる本ではありません。
ただ、個人的には、腎機能の本を何冊も読んでから挑戦するより、2冊目くらいの段階で「調べながら読み込む本」として向き合ってしまうのもアリだと思っています。

本書は、“理解してから読む本”というより、“読みながら理解を深めていく本”という印象でした。
机に座って勉強することに抵抗がない薬剤師
本書は、専門用語や文献、薬物動態の話も多く、内容を整理しながら読む必要があるため、机に向かってじっくり読み込む必要があると感じました。

実際、私自身も、机に座って「この内容はどういう意味なんだろう」と調べながら読み進めました。
そのため、
・医療書を読み込みながら勉強するのが好きな人
・時間をかけて理解を深めることに抵抗がない人
には、オススメできる1冊です。

逆に、隙間時間でサラッと勉強したいという人には向かないかもしれません。
著者紹介
著者の平田純生先生は、熊本大学薬学部で「平田の薬剤師塾」を運営し、15年以上にわたり薬剤師からの質問へ回答を続けてきた先生です。
現在は、I&H株式会社 学術研究部に所属されています。
本書を読んでいて特に印象的だったのは、単なる知識量だけではなく、“どう考えるか”まで深く掘り下げている点でした。
本書を通じて、「長年勉強を積み重ねてきた薬剤師」の凄みを強く感じました。
まとめ【簡単には読めない。でも学びが深い1冊】
『平田の薬剤師塾 腎と薬に関する質問に真摯にお答えします』は、決して“気軽に読める本”ではありません。
しかしその分、腎機能や薬について、普段の業務では触れきれないような深い知識や考え方に出会える1冊でした。
最後に、本記事の内容を簡単にまとめます。
【どのような本なのか】
・腎機能を深く学びたい薬剤師に向けた“上級者向け”の1冊
・薬剤師からの質問に、著者が文献ベースで回答していくQ&A形式
・【難易度は高め】“理解してから読む本”ではなく、“読みながら理解していく本”
・すべてを理解しようとせず、“気になった部分から学ぶ”読み方もできる本
【本書を読んだ感想】
・著者の知識量と“引き出しの多さ”に圧倒された
・薬剤師として“もっと勉強したい”と思わせてくれる本だった
・(気になった点)文章にクセがあり、読み進めるのにかなり苦戦した
・(気になった点)索引がなく、調べる本としては使いづらい
【オススメできる人】
・病院薬剤師
・腎機能関連の医療書を読んだことがある人
・机に座って勉強することに抵抗がない薬剤師

読み進めるのにかなり苦戦しましたが、その分、「もっと勉強したい」と強く感じさせられる医療書でした。
普段から医療書を読んで勉強している薬剤師の方はもちろん、「少し背伸びした本に挑戦してみたい」と感じている方にも、ぜひ手に取ってみてほしい1冊です。
【のしんの一言】

最後まで読んでいただきありがとうございます。
勉強意欲の高い薬剤師のあなたに、ひとつだけ伝えたいことがあります。
「もっと学びたい」気持ちを活かすには、“どこで働くか”もとても大切です。
▶︎ 学び続けたい薬剤師のための“転職の考え方”はこちら



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